6月に読んだ本
リアル店舗の逆襲~対アマゾンのAI戦略~の感想
リアル店舗=小売と、Amazonに代表されるECの戦い。それを小売や物流やメーカー側の視点で最新の取り組みなどを紹介した書籍。いかにマスマーケティングから、OneToOneマーケティングに移るか、モノを抱えることによる非効率さを解消するかなど、リアル店舗の課題は多い。ただ、実在の顧客との接点有するリアル店舗ならではの強みや取り組みができるはず、という観測の元話は綴られている。個別の事例になってしまってはいるが、旬な事柄を知れる機会になった。ただ、バズワードの羅列に感じてしまう人もいるかもしれない。
読了日:06月20日 著者:一般社団法人リテールAI研究会
仮想世界OASISにて課題を3つクリアすると、リアルなOASIS経営権と創業者ハリデーの遺産相続ができる。そこに商業主義で犯罪も厭わず3つの鍵とゲートのクリアを目論む。パーシバルらは、機転と友情とギークさで銅、翡翠、水晶の鍵を手に入れる。仮想世界の友情がリアルの世界でも結ばれ、IOIの卑劣な企てを退けハッピーエンド。スピード感あり、卑屈さあり、日本のアニメ、ゲームが出てくるカメオ感あり、今年公開された映画とはだいぶ違うけど楽しい。ガンダムとかウルトラマンが出てくると俄然嬉しくなりますな!
読了日:06月17日 著者:アーネスト・クライン
荒廃した未来。仮想世界OASIS。主人公は仮想世界でのみ生きる意味を見出すギークな少年、ある日OASISを発明したハリデーが死去し遺言が発表された。仮想世界内の三つのゲートをクリアしたものにOASISのリアルな経営権と遺産を譲渡すると。仮想世界の中は、80年代を中心としたポップカルチャー満載で、日本のゲームやアニメのキャラも相当数登場。日本人的にはかなり嬉しいかな。課題クリアな要素はRPGゲームそのもの。スピード感あって楽しめます。遺産目当てに商業主義にまみれた悪役IOIも登場。
読了日:06月16日 著者:アーネスト・クライン
様々な分野のデザイナーが、モットーにしているようなことを125個に渡って、一つずつ見開きでインプレッシブなイラストとともに記載。まぁまぁ、そうなんだろうなという言葉ばかり。ただ、一つ一つは2、3のセンテンスで出来ているので、1時間もあれば見終わる感じ。様々な分野の意見があると言うところで価値があるのかも知れません。
読了日:06月10日 著者:宇野昇平,木村茂,國時誠,黒崎敏,戸恒浩人,鳥村鋼一,藤原佐知子,武藤智花,渡邊謙一郎
堀江氏、落合氏、どちらもメディアに露出する有名人。いわゆる天才肌的な感覚で、お金を稼いでもしょうがないというような発想。やりたいことをやって生きていけると謳っている。なかなか現実はそうはいかないので、それが体現できているのは羨ましい。堀江氏の未来なんて考えてもわからないから、今を生きなければいけない、という言葉は意外だった。肝心の仕事図鑑の方は、結構浅かったかな?
読了日:06月09日 著者:堀江 貴文,落合 陽一
読了日:06月09日 著者:谷山 雅計
読了日:06月02日 著者:川上 昌直