【さよならドビュッシー】中山七里

タイトルが気になっていた作品。

【さよならドビュッシー

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中山七里

毎回、この本を読むときには、この歌が掛かっていました。

「さよならレボリューション~♪」の部分ですね。



ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻 き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優 勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する――。

主人公はピアニストを目指す女子高生。
音楽に関する、知識と表現がめちゃくちゃ細かい。
音楽なんて分からなくても、凄さを感じるわけです。

作品は青春小説の様相を呈すこともあるのですが、
そこに纏わり付くミステリーって感じです。

サブキャラの岬洋介がキレキレで小憎らしいほど。

そして、最後はまさにおどろきの大ど~んで~んがえし!

なんで、あの人がこんなとこに登場していたんだろう?って、
思ってたことが、まさかのどんでん返しネタでした^^


そして、タイトルの意味が最後に分かるわけです。
こりゃー、参った!
今読んでいる、おやすみラフマニノフも楽しみです^^

2013年に映画になるそうです。
Good-Bye-debussy