【謎解きはディナーのあとで2】東川篤哉
隣のOL二人が話していたのさ。
「今日、あの本の2が出るのよね。」
OLのうわさ話には耳ざとい私。
【謎解きはディナーのあとで2】
買ってしまったのだよ。
舞台は東京の23区外の国立。
大金持ちの令嬢がなぜか所轄の刑事。
上司は大手企業の御曹司。でも主人公の家ほどはお金持ちではない。
しかし、ソレをひけらかすバブル真っ最中の間抜けエリート。
そして、月に1回起こる殺人事件の解決に役立つのは、
無礼な発言が目立つ執事。
この間抜け警部と慧眼鋭い執事と、主人公の掛け合いがこの作品の目玉。
シリーズ1で人気を博したので、その第二弾ってわけ。
第一作の頃のインパクトはもちろん無いのですが、
相も変らずテンポが良い。
また、ラストが新たな展開を促すようで、マンネリ化も防いでますな。。。
それを計算づくで書いているとすれば、作者は天才。
こりゃ、弟三作も売れそうで^^印税がうらやましー!