【チヨ子】宮部みゆき


宮部みゆき

火車やら、スナークハントなど、
タイトルが目を引く作品を書いてます。

読んだことがないので、なんともでしたが。。。

ということで、短編集で本屋に平積みされていたものをパーチェイスしてみました。

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【チヨ子】

5年前に使われたきりであちこち古びてしまったピンクのウサギの着ぐるみ。大学生の「わたし」がアルバイトでそれをかぶって中から外を覗くと、周囲の人は ぬいぐるみやロボットに変わり――(「チヨ子」)。表題作を含め、超常現象を題材にした珠玉のホラー&ファンタジー五編を収録。個人短編集に未収録の傑作 ばかりを選りすぐり、いきなり文庫化した贅沢な一冊。

チヨ子のタイトルはいくtかある短編の1つ。
この作品は共感がもてたかな。
気ぐるみを着ると周囲の人がぬいぐるみやロボットに変る。
そのぬいぐるみやロボットは、それぞれの人にとっての●●・・・。

なかには人の姿のままの人もいる。

子供時代(ほんの10年ほど前)のことを思い出してしまう作品でした。

宮部みゆきさんの作品は読んだことがなかったのですが、
題材が死やオカルトを多く扱っていますな。

本自体はさくっと読めてしまうし、読み始めるとぐいぐいと引き込む
想像力と言うのか、リアリティというのか感じてしまうのです。


こういうテーマの本って基本的にあんまし好きじゃないけど、
斬り口は面白かったので、たまにこういう作者の作品を読むのも
いいかもしれませんな。