【日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか】竹田恒泰

たまには新書でも。

【日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか】

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著者は竹田恒泰氏。
旧皇族です。

少し以前の女性天皇に異を唱えた人ってことで覚えております。


感想は面白い。興味深い、ということです。
どこから引っ張り出したのか、好きな国は?自国は好きか?
ミシュランの星がついた店の数がフランスよりも日本のほうが多いなど。
というデータ値を出してきたり。

日本の色んな歴史や風習、多くは天皇制に関したことを書いてますな。
しかし、知らないことが多々あるのは、日本人として汗顔の至りといったとこでしょうか。

もちろん、天皇制ありきの発想だったり、日本至上主義的なテーマに基づいているので、
少し一方的な決め付け(根拠があいまい)もあるんですが、概ね賛同するところも多く。


恐らく、大震災を経て読んだことで、読後感がより一層強まった、そんな気がします。

日本人の愛国心のなさ。主張の弱さはとどのつまり、教育なんだろうかな。
安穏とした時代背景も相俟って、そうなっているんだろうなと思います。
親の躾だったり、学校の教育だったり、緩いですわね、どんどんと。


ま、たまには新書も良いなと感じた次第ですわ^^