【グレアム・グリーン 二十一の短編】 シニカルで不条理な世界

この歳になると

ダンディズムってものを

意識し始めるんだ。


村上春樹訳、レイモンドチャンドラーの
ロンググッドバイも捨てがたいが

こんなのを選んでみました。


 【グレアム・グリーン 二十一の短編】 


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面白いかと問われると、
ん~~~。って感じ。

ちょいと分かりづらいですね。

バラエティに富んだ作品が目白押しなのは確か。
二度の世界大戦に挟まれた時代の作品が多そう。
そんな時代背景のロンドンやらを映し出している。

グレアムグリーンってのは
実は浦沢直樹の漫画マスターキートン
中で出てくるんです。
キートンの学友が女房との離婚話をしている
回想シーンでその女房から
「あなたは・・・グレアムグリーンのような小説家になるなんていっていたわよね・・・」
なんて言われている。

要はハードボイルド。
ハリウッド映画にもなっているそうです。

ブライトンロックとか第三の男と情事の終わりとか。
聞いた事があるようなないような。。。


僕らじゃよく分からない展開もあるんですが、
不思議と惹かれる短編集です。

ちょっとハードボイルドに目覚めてみようかな。