『醤伍(じゃんご)』 じゃんごらーめん醤油 ・・・ここは見つけにくい。

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長野の駅前は以外と整然としていないトコがある。

昔ながらの入り組んだ路地の奥にこの店はある。

   『醤伍(じゃんご)』


路地の奥の奥。雑居ビルの2Fにひっそりと扉を開けている。
一見すると見過ごすこと請け合いだ。

中はカウンター8席、机3席ほどのこじんまり店内。
BGMにR&Bが流れている、おしゃれなバーとも見紛う内装だ。

しかも壁掛けディスプレイに映画も流されている。この日のメニューは「ドラムライン」のようだ。


この手の内装の店は期待がもてる。


メニューはラーメンの醤油と塩、それにつけ麺、いたってシンプルだ。
ここは手堅くじゃんごらーめん醤油を選んだ。


出来上がったラーメンは木製のお盆で持ってこられる。
この受け皿制度を採用しているのは嬉しい。


スープは澄み、チャーシューの風合い、ほうれん草、割った味玉と見た目の彩りは良い。


味は・・・スープはなるほど鶏ガラに魚介節を入れているようだ。非常にスルスルと飲みやすい。
スッキリと切れ味のある味だ。
トンコツは使ってないようだ。腹に残るようなこってり感と言うものはない。
野菜も入っているのか豊かで奥行きのある少しスパイシーな風味も漂う。

チャーシューは程よくほぐれてくれる、味が少し物足りないがなかなかうまい。

麺は細麺だ。中太麺での注文も出来るらしいが、スッキリした醤油味に合っている。もっさりしていたりカンスイが入っている麺は重たくて嫌だ。
美味しい。欲を言えばもう少しコシが強いほうが僕好みだ。

味玉は丸ごとではない。1/2だけだが、そのせいか見た目で黄身の状態がベストだということが分る。味玉は黄身が溶け出さないギリギリまでボイルしてあるのがベストだ。他の店は丸ごと入れているので、だいたい黄身がドロっとしてスープを汚す。ここの味玉は白身に味は染みきってないが、黄身の美味さを味わうには上々の出来だ。


ラーメンのスープは飲みきらないことにしている。
身体に悪いじゃん。
でもここのスープはついつい飲み干しそうになった。危うく踏みとどまったけど。


長野でそこそこ美味しいといわれる店も何店か行ったが、ここを見つけたのは嬉しいところだ。
どうやら茅ヶ崎に姉妹店があるようだ。


もっと探せばいろいろ出てきそうだ。。。