さぬきうどん in 琴平

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ある日突然、うどんが食べたくなった。



そうだ! 香川へ行こう!


木曜に思いついて、宿は最後の一部屋が取れた。交通手段は当日に駅で決めた。

新幹線で岡山まで行って、そこから瀬戸内海を渡って琴平へ


 新幹線は指定が取れず、東京まで行って自由に並ぶ。案外空いていたので、わざわざ行く必要はなかった。一方岡山からの特急は全席指定で乗れなかったので、鈍行でてくてく行きました。岡山~琴平2時間もかかるんです。


 瀬戸内海を渡るの初めて。小さい小島や小さい漁港や小さい集落を見ることができます。
香川に入るとのどかな田園に小山がポツンポツンといった風景に出くわします。【写真①】
夏の日差しを受けて、子供の頃の夏休みを思い出すような懐かしい感じがします。【写真②】


16時過ぎに宿に着くと早速に自転車を借りてうどん行脚へ。


琴平は金刀比羅さまがあるくらいで他は何もありません(というのは言い過ぎかな?)


チャリを漕いでいると、案の定道に迷いました。目印ないんだもん。

宿がくれた地図も適当だし、直前に買ったるるぶのガイドブックも地図が大雑把だし、
草刈しているおっさんに道を聞いてなんとか1軒目たどり着きました。

『宮武』

実はこの前日に「どっちの料理ショー」に出ていたらしいです。
結果は冷麺に惨敗とのことでしたが、流石に16時過ぎだともうすでに閉まってました。
明日にまた来ます。。。


なので営業時間に余裕のある店を狙って、
自転車を漕ぐ!
ひたすらに漕ぐ!
この道があっているのか分らないけど漕ぐ!
行けば分るさまよわず行け!漕ぐ!


間に合った!『山下』 【写真③】

レモン絞ってぶっかけをがっつきました。 【写真④】

香川のお茶は薄いので、水をグビグビ。


この後もうどん屋に行きます。地図ではすぐだったので行きましたが遠い遠い。


『小縣家』 【写真⑤】

ここもぶかっけ。待ってる間ブッ太い大根を下ろしに下ろしてます。

醤油をぶっ掛けて、おろしを入れてぐちゃぐちゃ食べます。【写真⑥】


この後は宿に帰りましたが、あまりに遠くて返れるのか不安でした。
Tシャツとジーンズは汗でグチャグチャ。足はパンパン。肌は日焼けでヒリヒリ

宿に着くともう夜でした。
とりあえずシャワーを浴びて、金刀比羅の門前町をチャリでグルグル。
基本的にあまり店はないです。
8/15に行われるという灯篭流しの為か川には提灯がなあらんで風情があります。
ソープランド白夜とか秘苑とか、怪しいところもあります。(客来るンかい?)


宿おすすめの『びんびや』という飲み屋に行きました。

こんな店に一人で来るとは俺もやるなぁ・・・。

瀬戸内で取れた新鮮な食材が美味かったです。特にチヌの造り(黒鯛の一種らしいよ)や芝海老のから揚げが美味かった。

一人なので、気を使った女将が色々話しかけてくれ、そのうち穴場のうどん屋の話になりました。
なんでもそこは一見うどん屋ではないけど、地元では有名だと。取材も雑誌掲載も断っていると。場所を聞き出して明日に備えます。(はぐれ刑事純情派の聞き込みみたいやね。)


翌朝


昨日いけなかった『宮武』に行くために朝の8時頃から並ぶ。
すでに10人くらいいました。開店が近づくとさらに20人くらい後ろに並んできます。ときどき裏口から入る家族連れがいます。特別扱いですか?頂けませんね。

食べたのは「ひやあつ」冷たいうどんに熱い汁。それにちくわ天です。【写真⑧】

店を出ると列はすでに100人くらいです。【写真⑦】TVに出た直後だし週末だししょうがないのかなあぁ。。。


その後はチャリを漕いで昨夜に飲み屋で教えてもらった幻のうどん屋へ。

今日も漕ぐ!
ひたすら漕ぐ!
ジーンズがグチャグチャになっても漕ぐ!

見つけました!けど、とりあえず空いてなかったので善通寺観光をしてきます。
四国霊場の75番札所でああり、かの弘法大師空海の生誕の地とも言われております。
なかなかのお寺です。お遍路さんも降りましたし、うどん屋開いて無くてよかった~。

時間が開店に近づいたので、うどん屋に戻ります。横目に尽誠学園を見ながら・・・。

場所は教えませんが、店はこんなビニールハウスです。【写真⑨】
床はなし。ジャリです。

中は暑いので、外の机で「ひやしかけうどん」にまたもやちくわ天、ネギ、てんかす。【写真⑩】

幻だけあって美味かった!


うどんはこの辺にして、金刀比羅さんにものぼります。
本宮まで800段、奥院まで1400段という過酷な荒行です。
ここはお寺と神社が同じ場所にある不思議な場所です。
いわゆるコンピラさまはこの本宮でお参りして戻ります。金比羅とはヒンドゥーのクンピーラー(鰐の神)に由来するそうです。

ただし、本宮でも景色はいいのですが、奥院まで来ると更に別格です。【写真⑪】


登った後は、門前町マルキン醤油『醤油ソフトクリーム』を食べます。
軒先でイスに座りながら、ペロペロ、落ち着きますね~。

そのあとは琴参閣日帰り温泉です。
気持ちいい~。金比羅登って汗かいたあとは温泉だ~。風呂上りは休憩室でとろ~んとします。

門前町は夜見ても、昼見ても風情があります。【写真⑫】
実はお盆はそれほど混まないらしいので、結構夏場は狙いどころかもしれません。


さて、このあとは高松に移動しますか!