12月に読んだ本

読書メーターを始めてみました。

12月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1668
ナイス数:12

神様のカルテ0神様のカルテ0感想
主人公の医学生時代の話。今までのシリーズから、少し時を遡っています。
主人公の医者としての人格が様々な出来事で形成されていくさま、登場人物の若かりし頃、気持ちいい人物ばかりなわけです。特に医者としての本当の第一歩を踏み出すところなんかいいですね。シリーズを通して主人公の一本気なところが貫かれてます。
そして、信州の風景や街並みなどの情景がGood。ついつい懐かしくなります。
読了日:12月21日 著者:夏川 草介
銀翼のイカロス (文春文庫)銀翼のイカロス (文春文庫)感想
相変わらずのきったはったのやりとりが気持ちいい。
今回は古い体質の企業の再生に関わるもの。
真摯な意見は相手の担当を動かしはするものの、既定路線を好む政治家や同僚からは妨害を受ける有様。
それを有り得ない手段や登場人物の力を借りて跳ねのけていく姿が痛快。
読了日:12月10日 著者:池井戸 潤
インデックス (光文社文庫)インデックス (光文社文庫)感想
姫川シリーズの短編。
本格ミステリーというわけではないのですが、姫川警部(警部補?)の独特の感と背負った業のようなものが、事件を解決に導きます。なんでしょう、気風の良さみたいなものに惹かれるのでしょうかね。
今回はグロさはないけど、小気味よく進む短編ばかり。
散り散りになった昔の仲間との邂逅が少しづつ見えるのは嬉しいところ。

読了日:12月05日 著者:誉田 哲也
悪果悪果感想
これでもかの悪徳刑事。しかし、ナニワの丸暴はそうでなくてはやっていけないらしい。
毒を以って毒を制すか。ただ、捜査能力は高く、合法、非合法ないろんな手を使い捜査で成果を上げる様はさすが。
ラストはなんだかあぁという感じだが、それもタイトル通りと言えばその通りか。
読了日:12月01日 著者:黒川 博行

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