【和菓子のアン】坂本司

東京駅で、遠出するときについつい買ってしまったのよ。

【和菓子のアン】

坂本司

以前にホテルジューシーって本を読んだのですが、その作者です。
結構、ほのぼの系で好きな本だったんですよね。

やりたいことがわからず、進路を決めないまま高校を卒業した梅本杏子は、「このままじゃニートだ!」と一念発起。デパ地下の和菓子屋で働きはじめた。プロ フェッショナルだけど個性的な同僚と、歴史と遊び心に満ちた和菓子に囲まれ、お客さんの謎めいた言動に振り回される、忙しくも心温まる日々。あなたも、し ぶ~い日本茶と一緒にいかがですか。

もう、なんていうか、素敵。素敵な物語。
登場人物が憎めない。
等身大のよりも平凡な主人公。
それを取り巻く直向きだけど、キャラのたった脇役達。

和菓子の世界の奥深さ。
季節や時候なんかとの取り合わせや、謂れやしきたりに、言葉遊びまである。

和菓子屋って空間。デパチカって空間。主人公の住む商店街って空間。
目に浮かびます。


ただただ、ほのぼのしてムフフな本です。
和菓子食べたくなりますよー^^