【迷宮】清水 義範

秘密の図書館総帥のLIBRAさんからお借りした本シリーズ。

超短期の入院があったので、読み切れそうと言うことで、これを読みました。

【迷宮】

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清水 義範
24歳のOLが、アパートで殺された。猟奇的犯行に世間は震えあがる。
この殺人をめぐる犯罪記録、週刊誌報道、手記、供述調書…
ひとりの記憶喪失の男が「治療」としてこれら様々な文書を読まされて行く。
果たして彼は記憶を取り戻せるのだろうか。
そして事件の真相は?
言葉を使えば使うほど謎が深まり、闇が濃くなる―言葉は本当に真実を伝えられるのか?!
名人級の技巧を駆使して大命題に挑む、スリリングな超異色ミステリー。
一言で言うと、ラストが分かりづらく、意味不明ということ(笑)

冒頭の書き出しや、最初の頃の物語の組み立ては、かなり上級者!って感じで、
ちょっと期待を持たせます。
一つの話題に関して、幾つモノ側面からアプローチをする、すなわち、
同じ話を何度もくり返すことに。

退屈ながらも、激的な展開が待っているのだろうと予感させつつ進むので、
最後まで読みきれます。文章も上手。でも、最後は。。。

この話のラストを説明してくれる人募集中!