【死亡フラグが立ちました！】七尾与史

年間の読書量がハンパないLIBRAさんよりお借りしたこちらの作品

【死亡フラグが立ちました！】

七尾与史

『このミス』編集部が驚愕した話題作です！“死神”と呼ばれる暗殺者のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される――。特ダネ を狙うライター・陣内は、ある組長の死が、実は“死神”によるものだと聞く。事故として処理された組長の死を調べるうちに、他殺の可能性に気づく陣内。凶 器はなんと……バナナの皮！？
【死亡フラグ】とは、漫画などで登場人物の死を予感させる伏線のこと。キャラクターがそれらの言動をとることを「死亡フラグが立つ」という。

相当にめちゃくちゃなキャラクターばっかしですな＾＾
登場人物のキャラがかなりたっています。
松重さん、好きになっちゃいましたね。

あらすじのとおり、その偶然というトリックを解き明かすところに
楽しみの一つがあります。
なかなかありそうでない設定で進みます。

最後はかなり乱暴な終わり方、というか最後の一言はちょいとウィットに
飛んでいてむふふなわけですが、
話は謎を幾つか残して終わってしまうので、続編を期待するものでもあります。