【ストロベリーナイト ソウルケイジ シンメトリー】誉田哲也

姫川玲子シリーズ

ついつい、読む時間ができたので一冊買って、
キャラが面白かったので続けざまに。

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溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された! 警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終 わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは? クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、 あまりにも衝撃的な事実だった。人気シリーズ、待望の文庫化始動!

もうグロい。
推理小説ってよりは、ハードボイルドアクション。
しかし、どうにも同じ著者の「ジウ」を思い出す結末でした。
ただ、出てくるキャラはいいかな。


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多摩川土手に放置された車両から、血塗れの左手首が発見された! 近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。 死体なき殺人事件として捜査が開始された。遺体はどこに? なぜ手首だけが残されていたのか? 姫川玲子ら捜査一課の刑事たちが捜査を進める中、驚くべき 事実が次々と浮かび上がる――。大ヒットシリーズ第二弾!
ネタは途中から分かってきたのですが、そりゃないだろうって、
そんな結末。


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百人を超える死者を出した列車事故。原因は、踏切内に侵入した飲酒運転の車だった。危険運転致死傷罪はまだなく、運転していた男の刑期はたったの五 年。目の前で死んでいった顔見知りの女子高生、失った自分の右腕。元駅員は復讐を心に誓うが……(表題作)。ほか、警視庁捜査一課刑事・姫川玲子の魅力が 横溢する七編を収録。警察小説№1ヒットシリーズ第三弾!
章立てといい、何かと考えている作品。
しかし、短編だと1、2作目みたいな重さは出すの難しいのかな。


何かと焼き増しのような内容が多いのはなんですが、
ドラマとして読むにはなかなか面白い。

もちろん、ミステリーなんでしょうが、謎解きよりもストーリー。
そんな感じです。


すでに続編のインビジブルレインも、
雑誌には掲載中のアンダーカヴァー、ブルーマーダー、
スピンオフの感染遊戯なども、結構楽しみですな。