【鴨川ホルモー】 佐藤めぐみのホルモーが見たかった。

本当はレイトショーで見に行こうと思ったんですわ。

ただ、たまたま1の日(ファーストディ割引)だったんで、
GOEMONの後にそのまま観ちゃいました。


小説ものの実写化って小説の域に達しない事がしばしば。漫画の実写化もそうか。
逆に言うと、ただ実写化して小説よりも面白いんだったら、そりゃ、小説そのものが
言うほど、面白くないってこと。

この手の奴は王様のブランチに取り上げられるけど人知れず消えていくタイプ。

伊坂幸太郎の実写化なんて、あまり芳しい噂を聞きませんな。



で、この作品。原作は読んだ事なし。

作者のほかの作品も読んだ事なし。


しかし、ばかばかしくて良かったっす。

荒川良々のとぼけたキャラが京都の速度に合って効いてますな。
佐藤めぐみの巫女さんがよかったけど、ホルモーをやっている姿が無かったんでちょいと残念。
あと、栗山千明のニックネームが笑いました。

ところどころに京都の街並みや風情、笑いが散りばめられており、
京都好きには内容かんぬんは置いといて見に行っては如何でしょうか。

難点は幾つかあるのですが、
ホルモーをもっと緻密に描写すればよかったとか、つまり、そのほかのシーンと
ホルモーのシーンのバランスも悪く、前菜を食べ過ぎてメインデイッシュを残しちゃったみたいな。

ま、原作を読んだ事がないのでなんともですが。


・・・と、ここまで読んできてホルモーの説明は一切なしですが、
気になった人は見に行けばいいし、そうでない人は見に行けなければいいし。



それで、見ている最中やけど、なんか知らないけど、
隣にジーンズ生地のシャツを着た、髪の毛クネクネの45歳くらいのオッサン
ピッタリとくっついて座ってきてキモかった。
こっちはポップコーンの樽を抱えてビールとともに無視したんやけどね。

じつは今回利用した109シネマは携帯サイトからチケット購買と席予約が出来るので
重宝してるんですわ。売り場で並ぶ横で携帯使ったほうが早い。
ただ、他の席の埋まり具合まで見るのは無理(なはず)なんやけどね。