インド紀行【17】 フマユーン廟とガンジーのお墓

クトゥブミーナールを観てしばし。

デリーの周辺にはそれなりに遺跡がある。

もちろん世界遺産だってごろごろ野口五郎だ。

ただ、そんな遺跡に向かう前に腹ごしらえだ。


デリーの高層アパートが立ち並ぶ街並み。
所謂高級住宅街。デカイ家が多く、道端も綺麗に舗装されている。

この日はインド料理じゃなくて中華料理。

GOLDEN DRAGON

いかにもな外観



まずは野菜スープ。
この辺はインド料理と変わらぬ組み立て。


店も薄暗いですね。


餃子に春巻き・・・って。
タレがおかしいだけで後はお馴染みのアレです。


海外で食べものに困ったら中華を食べろっていうけど、
現地適応率100%の僕には関係ないね!


酢豚、焼きそば、チャーハン、八宝菜


一つの皿にまぜこぜにするスタイルはインドのカレー文化なのか。


ストロベリーのアイスだっけかな。忘れましたが美味かった。


たまには趣向を変えて食べるのもいいね!


ということで次に向かったのが怪しい紅茶屋さん。
絶対にガイドとつるんでいるね。

なんだけど店員が日本語喋れるんですな。
商売の仕方もうまいね。ボリュームディスカウントとか、
その辺もしっかりとやってくるよ。

土産の話はまた今度ってことで。

一応店に貼ってあった写真。。。




なんだか観光疲れしてたんで丁度よかったかな。



でもってやっと向かったのが・・・。


フマユーン廟

イメージ 1

タージマハルのパクリじゃん!?

って思ったらタージより古いんだってさ。

なんだか紅一色の感じがタージの真っ白な感じと対比で面白いです。
しかし、左右対称の美意識に重きを置くというのは共通のようで。


もっと拡大したい人はコチラでクリック。



コチラは棺の部屋まで自由に入れて写真も撮れちゃいます。
タージマハルじゃダメだったけどね。


棺は大理石製です。


遺跡の修復は世界中どこでも付きまとう命題ですね。


正直なところタージマハルに比べるとしょぼい感が否めない。

なんだか黒塗りのエラそうな車が来ていたりしました。
遺跡の門前まで車で乗り付けて何様だって感じでしたなぁ。
どこの国にも居ますね、この手の輩が。


そんなこんなで喧騒のデリー市内を駆け巡ります。
東京と比べても遜色ないほど道路も広く混雑しています。


次の遺跡はこちら。。。

白塗りの壁に四方を囲まれて緑の芝生の中央に何かがあります。


ここがいわゆる
ガンジーの墓

インド独立の父。非暴力・不服従独立運動を推進していました。


そういや、沈黙の艦隊でクライマックスの国連総会で明らかに
ガンジーのパロディとも言うべきおっさんが描かれていたなぁ。

今でもインドの人々の尊敬を集めているんでしょうね。落書きとかもなかった気がします。

グリーンピースのように大々的な大看板を打ち立てて環境保護やなんかを
訴えるのはいいけど、明らかな暴力行為や犯罪行為を容認している集団に
この墓前に来て心を入れ替えてもらいたいよ。

捕鯨反対とかヒューマニズムに訴えるだけの浅薄な思想を暴力的に行うよりも
この世の中にはもっと強行に身体を張って止めなければいけない問題もあるね。

アフリカの貧困や内戦なんかさ。そっちに対して資本投下やグリーンピース
武装集団を持って行ったらいいのにさ。


ところでインドのカラスは微妙に黒いのさ。
http://heartland.geocities.jp/akairoflamingo/india/IMG_0492.jpg


インドの夕日ってのを観ながらいろいろと思うのさ。

で、あと少し続くのさ・・。