【和麺屋 長介】@新橋 長介つけ麺太麺

夜のデイトは危険すぎるからなんて
だからどうしたお前の気持ちだろ。


夜の新橋は烏森口と汐留口でガラっと趣が変わる
と感じるのは気のせいだろうか。


烏森口は所謂SL広場がある。

おじさまがたの聖地。

飲み屋街の奥の方。

心のずっと奥の方。


狭い店内の店が暖簾を夜風に揺らせていた。

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【和麺屋 長介】


このところ新橋を経由する事が多い。


この日はうっぷんが溜まっていたので、
ここぞとばかりにつけ麺を愉しむべく

長介つけ麺太麺

頼みました。

「時間かかりますよ。」

そんなことは合点承知。

横のOLの話に聞き耳を立てつつ、
仕事のメールサーバを携帯から覗く。

待つこと10分か・・・。
回転が命の席数の少ない店ではつけ麺って
かなりコストがかかりますなぁ。

ゴミはゴミ箱に。張り紙が書いてある。
至極当然だが、ここの店主(バイト?)は徹底している。
起こられるアホOL。。。


きました。ガッツリと。
スープの器は彩りが鈍い。反面、
麺の器はレアなチャーシューに灰色がかった麺、
トロリと零れ出しつつもこぼれないギリギリの味玉、
三つ葉と鮮やか。

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スープに特徴がある。
トロロ昆布が載せてあり、まずは直に口に含むと、
がつんっとした魚介の風味と共に濃厚なトロミが
口腔内に広がります。

このまま飲んでも美味しい感じ。


麺は意図してか意図せずか、
茶灰色のスープが器の底に溜まっている。

麺は表面がつるつる、しこしこ。
少し灰色がかっているように見える。

トロミのあるスープに絡めると美味しい。
三つ葉と一緒に食べるとすっきりする。


チャーシューはレアな加減がいい。
しっかり焼いたチャーシュー。

メンマもなかなか良い。穂先。


味玉は味が染みていなそうだが、
スープに一端沈めてからレンゲに乗せて
そのまま口に滑り込ませます。

黄身の甘味が強いね。いいよ。


スープ割りも熱々でしかもスープの濃厚さが
丁度良くなるので、食後に合いますな。


うむ。無愛想で狭い店だが、なかなかに好きですな。
なにより新橋という鉄道の中枢に近いのがいい。