【コンフェデ】 ”ケルンの奇跡”起こせるか? 日本vsブラジル
今夜遅く27時より、コンフェデレーションズカップの1次予選最終試合「日本vsブラジル」の火蓋が斬って落とされる。
結果の予想は難くない。ブラジル3点で日本は0点の3-0というところが客観的な予想か。
ブラジルも勝利か引き分けでよいので、すでに決勝トーナメントに向けて、カカ、ロナウジーニョという主力陣を休ませる構想だ。
とはいうもののロビーニョ、アドリアーノといったキラ星のようなスーパースターが面子を揃えているので、予想は大きく変わらないだろう。
今大会はブラジルの試合を見ていないので、なんともいえないが、ロナウジーニョ、カカが居ないことから、中央でのこれでもかというドリブルやパスでの抜きはないと想定する。
そうなると怖いのが、ギリシャ戦のアドリアーノ、ロビーニョのようにサイドから直接シュート、あるいはセンタリングの大ファーでのシュートを気を付けなければならない。
そのためには、サイドDFの役割が大きくなる。「むやみなパスミスをなくす」「マークのチェックを怠らない」この2点だ。あとは川口の好セーブに期待するという神頼み的な要素だ。
攻めについてはおそらくボールポゼッションはブラジル圧倒的だろうから、少ない攻撃のチャンスを無駄にしないことが大事だ。
まず、FWの孤立をなくす。キープは難しいがボールをとられてはいけない。そのため、すばやいフォローと、もっと言えば3人目の動き。
攻撃に連続性・連鎖性を持たせる。そうでないとブラジルには攻撃の矢は届かない。
ギリシャ戦では相手の自滅の感はあるが、攻撃のイメージは作れたと思う。決定力の無さは自虐的とも思わせるが。。。
あとはフィニッシュ。
よく日本の解説者や指導者がいうのは「とにかくシュートを撃って終われ!」というものだ。
これは半分正しい。なぜなら、サッカーの最大の目的は勝利。そのためには点を取ることが必要、点を取るにはシュートを撃たなければ始まらない。それにたとえ外したとしても、ボールはゴールラインを割るわけだから、次の逆襲に備えて時間も作れる。
そして半分間違っているのは、この場合のシュートはゴール方向にシュートを放てと言っているに過ぎない。つまり、点をとるということよりもシュートを放という行為自体に意味を見出そうとさえしている。それじゃダメだ。
シュートは左右のゴールポストの間、ゴールバーとフィールドの間、この2辺と2辺で囲まれた面をボール半分以上通過しなければならない。この面すら外してしまうシュートに意味はない。
ブラジルでは「シュートを撃て」ではなく「ゴールを決めろ」という声飛ぶ。プロセス重視なのか結果重視なのかが明暗分かれるところだ。
そしてまたジーコもそうだがブラジル人は「ゴールにパスを出すんだ」とも言う。なるほど闇雲にゴール方向に力一杯ボールを蹴りこむよりも、ゴールという対象に的確にボールを送り込む方がよっぽど効果的だ。
日本はこの観点を忘れずに試合に臨んでもらいたい。
最近の大黒を見ていると、この原則が他のFWよりは実践できているのかと思える。
これだけの日本とブラジルのチカラの差を考えると、勝利することは奇跡に等しい。
ではあるのだが、軌跡とはそれを起こそうとする者にのみ起きるものであって、ただ、天に向かって口を開けているだけの者には起こらないのである。
マイアミの奇跡の再現を。
(96年アトランタ五輪の1次グループ第一試合で日本は、左サイドバック路木のセンタリングがブラジルのキーパーとディフェンダー交錯を起こし、このミスからのこぼれ球を伊東輝が押し込み1-0で勝利している。また、日本のキーパー川口の神がかり的なファインプレーの連続にも驚かされた。)
今回は”ケルンの奇跡”といったところか
相手のキーパーもそのとき失態を演じたのがジーダだし。こちらのキーパーも当時の川口。
少なからず因縁を感じているのは私だけだろうか。サントスにもゴールキーパーとディフェンダーが交錯するようなセンタリングをお願いしたい。「サントス君ここらで通訳以外の仕事を一つよろぴく」
勝利の歓声は鳴り止まない。
結果の予想は難くない。ブラジル3点で日本は0点の3-0というところが客観的な予想か。
ブラジルも勝利か引き分けでよいので、すでに決勝トーナメントに向けて、カカ、ロナウジーニョという主力陣を休ませる構想だ。
とはいうもののロビーニョ、アドリアーノといったキラ星のようなスーパースターが面子を揃えているので、予想は大きく変わらないだろう。
今大会はブラジルの試合を見ていないので、なんともいえないが、ロナウジーニョ、カカが居ないことから、中央でのこれでもかというドリブルやパスでの抜きはないと想定する。
そうなると怖いのが、ギリシャ戦のアドリアーノ、ロビーニョのようにサイドから直接シュート、あるいはセンタリングの大ファーでのシュートを気を付けなければならない。
そのためには、サイドDFの役割が大きくなる。「むやみなパスミスをなくす」「マークのチェックを怠らない」この2点だ。あとは川口の好セーブに期待するという神頼み的な要素だ。
攻めについてはおそらくボールポゼッションはブラジル圧倒的だろうから、少ない攻撃のチャンスを無駄にしないことが大事だ。
まず、FWの孤立をなくす。キープは難しいがボールをとられてはいけない。そのため、すばやいフォローと、もっと言えば3人目の動き。
攻撃に連続性・連鎖性を持たせる。そうでないとブラジルには攻撃の矢は届かない。
ギリシャ戦では相手の自滅の感はあるが、攻撃のイメージは作れたと思う。決定力の無さは自虐的とも思わせるが。。。
あとはフィニッシュ。
よく日本の解説者や指導者がいうのは「とにかくシュートを撃って終われ!」というものだ。
これは半分正しい。なぜなら、サッカーの最大の目的は勝利。そのためには点を取ることが必要、点を取るにはシュートを撃たなければ始まらない。それにたとえ外したとしても、ボールはゴールラインを割るわけだから、次の逆襲に備えて時間も作れる。
そして半分間違っているのは、この場合のシュートはゴール方向にシュートを放てと言っているに過ぎない。つまり、点をとるということよりもシュートを放という行為自体に意味を見出そうとさえしている。それじゃダメだ。
シュートは左右のゴールポストの間、ゴールバーとフィールドの間、この2辺と2辺で囲まれた面をボール半分以上通過しなければならない。この面すら外してしまうシュートに意味はない。
ブラジルでは「シュートを撃て」ではなく「ゴールを決めろ」という声飛ぶ。プロセス重視なのか結果重視なのかが明暗分かれるところだ。
そしてまたジーコもそうだがブラジル人は「ゴールにパスを出すんだ」とも言う。なるほど闇雲にゴール方向に力一杯ボールを蹴りこむよりも、ゴールという対象に的確にボールを送り込む方がよっぽど効果的だ。
日本はこの観点を忘れずに試合に臨んでもらいたい。
最近の大黒を見ていると、この原則が他のFWよりは実践できているのかと思える。
これだけの日本とブラジルのチカラの差を考えると、勝利することは奇跡に等しい。
ではあるのだが、軌跡とはそれを起こそうとする者にのみ起きるものであって、ただ、天に向かって口を開けているだけの者には起こらないのである。
マイアミの奇跡の再現を。
(96年アトランタ五輪の1次グループ第一試合で日本は、左サイドバック路木のセンタリングがブラジルのキーパーとディフェンダー交錯を起こし、このミスからのこぼれ球を伊東輝が押し込み1-0で勝利している。また、日本のキーパー川口の神がかり的なファインプレーの連続にも驚かされた。)
今回は”ケルンの奇跡”といったところか
相手のキーパーもそのとき失態を演じたのがジーダだし。こちらのキーパーも当時の川口。
少なからず因縁を感じているのは私だけだろうか。サントスにもゴールキーパーとディフェンダーが交錯するようなセンタリングをお願いしたい。「サントス君ここらで通訳以外の仕事を一つよろぴく」
勝利の歓声は鳴り止まない。