インド紀行【12】 アグラ城

かくしてついに入城

アグラ城

こちらの城も赤い石でできている。
しかいファテーブシークリとは違う。
そう、赤は赤でもなのです。

門をくぐって更に門をくぐるとこんな回廊に出くわす。

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もしもインディージョーンズなら巨岩が転げてくるだろう。
などと妄想していたらガイドがぽつりと言った。
この坂道は両脇に溝が掘ってあって底に油を流して
侵入者を焼き殺す仕組みなんだと。


そしこれが宮殿。

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インドでは左右対称であることが美の基準だそうで。
ここからアグラ城の内部に入ります。


宮殿のなかには中庭が幾つかあります。
アンベール城にもあったけど、この幾何学模様の
花壇はなかなか手が込んでいます。

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王の間などに来ると建物が一変して真っ白な大理石
象嵌細工と言うのでしょうか、細かくレリーフが彫られています。

壁にある凹みはかつてそこに水晶や宝石、金が埋め込まれていたそうです。


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インドでは芝生を大事にするのでしょうか。
赤と緑の対比をよく見かけます。

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じつはアグラ城からはもう一つの世界遺産が見えるのです。
はるかヤムナー河を挟んで大きならっきょのような建物。

田嶋正春。。。

いや、

タージ・マハル廟

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昔はこの間はなみなみと水を湛えていたそうですが、
だいぶ干上がっていますね。


かくしてなかなかに見応えのあったアグラ城を去ります。

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まさに要塞ですな。
かなり広かった。


次は世界遺産中の世界遺産
タージマハルに行きます。