インド紀行【10】 ファテーブシークリ

今まで放っておいたインド旅行の記事
なぜに今更書こうとしたのかと言うと。


これを書いたことがきっかけだった。
最初はインド旅行の道中で色々と書き留めようと思ったのだが、
予想以上の悪路とハードスケジュールに断念。

リカバリーも出来ずに今日に至るってわけ。
もちょっとこのノートを生かしたいなぁということで
まずは記憶を整理する為にここに書くことに。


さて、話を戻そう。

ジャイプールを後にした我々はムガル帝国の3代皇帝
アクバル大帝の建てた都跡に向かったのだ。

道中はまた悪路悪路。
デリーと繋がる道は意外と整備されているがそれ以外は
まだまだのようだ。


道中は見渡す限りの田園風景。

時折煙突が見えることもある。

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インドの家々に使用されるのはレンガ。そのレンガを焼いている工場ってことです。
この自動車が通る道々には建築中の家などが多数見られます。



そして都跡に近付くとこんな門をくぐります。
くぐるのはいいんだけど一向に着きません。

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ファアテーブシークリ

駐車場も満足にない皆が思い思いに停めている。
ここは大したことないんだろうな。なんて思っている。

入り口を入ると思いのほか綺麗な庭園に驚く。

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さらにくぐるとこんな感じ。

派手な衣装はインド人の常。

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右側の楼閣が一番高い。
インドの石は赤の成分が多いようだ。しかしこの赤茶けた色使いは
グランドキャニオンのような荒涼としたイメージを与える。

この都は遷都してから14年で再度遷都したとのこと。
理由は暑かったから・・・。

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涼をとるために水を使うのはインド人の常套手段。
広場の脇には↑なスペースがある。

歩くとこんな感じ・・・。

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絶対に過去にここに落ちた人が居るはずだ!
その人の情報求む!

見晴らしがいいのはやはり王様の居城に選ばれただけはあります。
眺めがいい。
しかも緑の芝生と赤い建物の対比が綺麗です。

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赤石の建物だけど異様に広い。
広い割にはこれという目玉がない。

※男塾の赤石2号生筆頭とは関係ありません。

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象嵌細工のような細かいレリーフはありましたが、
イメージは廃墟。そう思わせます。

1,000年以上誰も住まず、周辺にも何もありません。
車でなければ来れないでしょう。

普通のバックパッカーでも街の旅行代理店で
車なんかを手配するそうです。


さて、午後はアグラーまで移動しますぞ。