インド紀行【09】 風の宮殿

ほぼ1年ぶりのインド紀行。
前回までの紀行文はこちら

30代後半の男女を中心に絶大な人気を誇る当コーナー。
しきりに再開しろとの熱い想いにお応えして復活。

ジャイプールの夜

まずはジャイプールでの夕食。ずばりカレーです。

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ホテルの食堂は結構ガラガラ。
我々以外は欧米人の老家族のみ。

まずはスープ。塩味がきていてこれが美味い。
淡い風味で美味いんです。
どこいってもカレーの前はスープだけど美味い。

そしてカレー。食べ切れません。
左からご飯豆カレー野菜カレーチキン

豆カレーってのは発見なんです。前にも書いたけど。

そんでもってこの日はジャイプールの街散策で歩きつかれたので寝ることに。

この季節の北部インドはまだまだ寒い。
温いシャワーを口に水が入らないように
浴びながら疲れを流す。

トイレットペーパーも固いが、毛布も固い。

ジャイプールの朝

この日はアグラーまで行かなければ行けないため
かなりな早起きin the Morning。

前日に朝6時とフロントに伝えていたが、
全然誰も居ない・・・。

拙いイングリッシュで公称するものの
朝7時にしかダメとのこと。あの鬚のガイドは何を調整したんじゃ
との憤りにも似た青春の嘶きを堪えつつ部屋に戻る。

ところでインドのTVはかなり充実している。
国内番組も歌謡、ダンス、ニュース、国外だとCNN、BBC、プレミアの試合すら流れている。
そんな中で怪しいドラマ(ほぼ歌とダンスのみだけど)を朝から見てました。

※この時期インドで列車爆破テロがあったようで当地のニュースでも流れていました。
  親に心配されていた事は後日知る事に。。。

そんなこんなで朝7時。
ガイドが来たけど、「これから朝食だよ」って言って待たせました。
調整したはずとは言ってましたが・・・・

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インドの朝はどこも同じみたいで、
プレーンオムレツトースト
水はもちろん自前のミネラルウォーター。

食べ終わってそそくさと出かけるのですが、
ジャイプールを起つ前に抑えなければいけないのはこちら


風の宮殿

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何かのCMでも流れれていたの日本でも見たことがある人は居るんじゃないでしょうか。

おもっくそ改修中でした。

これが市街地のど真ん中にあります。

これはこの地のマハラジャ(王様)の妃が街の風景を見るために建てられたのだとか。
そのためだけなので、ひどく薄っぺらい建物です。本当は入れるそうです。

中に入る時間もなくそのままあのジャガーを買収したTATAの車に乗車。



インドの朝は意外と早い。

車窓から見えるのは、小学校の生徒が制服を着て集団登校。
インドじゃ小学校に上がる前に皆英語を喋れるようになるそうだ。
その代わりヒンドゥー語は読み書きできないとかって子も増えているそう。

その一方でこんな子らも居る。

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ガイドから窓を開けないようにとの注意があったが、一気に群がる。


インドの家は石造り

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人口の増加は一方でこんな風景も生み出す。
元々緑の少ない山肌ではあるのだろうが
むき出しに削り取られた山肌は無残にも見える。


そろそろジャイプールをぬけるころ。

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この両脇の建物は道筋に沿って数百mは続いている。
なんでも当時のマハラジャがデートをする際に使ったのだとか。


そして行き先はファテープルシークリ
ムガル帝国のアクバル大帝が建てた都です。