【ラーメン】 ≪ 一風堂 ≫ の赤丸新味

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結構ラーメンが好きだ。
麺類はパスタ、蕎麦、うどんなんでも好きだが、ラーメンは格別だ。

ラーメン屋では、これでもかと並んだ上にゆっくり食べられず、何かに迫られているように慌ただしく食べ進めていく。特殊な食べ物だ。

それでも好きなんだな。


最近のお気に入りは2つ。一つは『山頭火』のトロ肉ラーメン(塩)。もう一つは『博多一風堂』のラーメン(赤丸新味 or 白丸元味)だ。

本日食したのは一風堂の赤丸新味(ランチのため、一口餃子×6とゆかりご飯つき。)だ。
一風堂には大きく赤丸新味(以下、赤)と白丸元味(以下、白)があります。どちらも豚骨ベースの旨みのある味です。赤はさらに濃厚でちょっとスパイシーな味、白はわりとさっぱりでマイルドな味と表現できるかもしれません。

だいたい毎回、「前回赤だったけど白の方が美味しいのかな~?」というようなことを延々と繰り返しているため、前回と違う方を食します。前回が白だったため今日のランチは赤ランチ

基本手的に一風堂は混んでいるが、ランチどきでもはじまりのころを狙うと割合すぐ座れる。

店員の対応と手際も行き届いている。どこかの頑固ラーメン親父みたいに、「団体はまとめては面倒だからばらけて座れ」とか無愛想とかはない。みんな愛想よし元気がいい。
この辺も人気の遠因だろう。女性一人でも結構食べに来ている。

席に座るとお茶を持ってくる。これはルイボスティーというものでフラボノイドが多く含まれており、活性酵素を抑える役割を果たすそうだ。フラバン茶みたいなものだね。結構渋い味なのでラーメンのこってり感を洗い流してくれる感じだ。それともやしの漬物も見逃せない。ラーメンの箸休め、あるいはラーメンが来るまでの”しのぎ”として重宝する。辛いが美味しい。美味しいが辛い。辛いのが苦手なので基本的に私は食べない。


ラーメンの前にランチでついてくる餃子とご飯について。ご飯はお腕に軽く盛ってありゆかりふりかけが振ってある。少し酸味があり食欲をくすぐる効果がある。餃子は女性でも一口で食べられる大きさ。餃子のたれで頂くが、少々甘い感じだ。そんなときはつけあわせの柚子胡椒(?)をたれに練りこむと辛味と旨みがましていい塩梅になる。入れすぎると辛くなるので気をつける。


ここラーメンはやはり香りがいい。赤は濃厚なスープをまずクルクルとかき混ぜる。たれとスープが混じってウルトラセブンのオープニングバックのようになる。

スープを一すすり、濃厚な旨みが口一杯に広がる。

チャーシューもほどよき歯ごたえと共に簡単にほぐれていく。噛むと味が良く染みていて、ジューシーさが広がる。よく調理されている。

麺はだいたい普通か、硬め程度にしておく。バリカタ、粉なんとか、とかあるけど頼まない。なぜなら麺には最適な茹で時間があり、硬めというのはその茹で時間をただ端折っただけだからだ。スープの絡みも違うであろう。(本当なら硬い用の麺、柔らかい用の麺、超かたい用の麺と用意すべきだよね。)

麺はそうはいっても硬めにしておきました。


やはりうまいです。


細麺がスープに絡まり、且つ硬めにすることでコシも強くなり、食べ出があります。


博多ラーメンにありがちのきくらげも最初は嫌いでしたが、最近はラーメンにはきくらげが重要なファクターであるとの結論にたどり着いています。コリコリがたまらんね。


本当は半熟煮玉子も入れたかったのですが、お昼なのでやめました。
(半熟が好きだけど、中身が流れ出す半熟はNG!)


ラーメンには胡椒とかラー油を入れる人が居ますが、あれは賛成できません。

基本的にラーメンは無化調であることが前提です。折角そこまで手を掛けたのに化学調味料を入れるのは納得できません。ついでにいうとにんにくやもやしを入れる人も居ますが、私は素のラーメンで裸と裸のぶつかり合いが好きです。ですので、出されたラーメンに余計な手は加えません。

ついでに言うと半熟煮玉子もなるべくスープに玉子の黄身がつかないようにします。


普通は替え玉しますが、私は基本的にしません。
なぜなら最初出てくる一杯がラーメンとして完成していると考えるからです。
そこで、ラーメンたれや替え玉を入れることは、味が劣ってきていると思うのです。

まぁ、この辺は好き好きでお願いします。

でもおなかが行ける時は替え玉しますけどね。。。


そんなこんなで食べ終わり。


赤はやはり濃厚な分少しくどい面もある。だから食べ終わったときは「やぱり白がいいのかな~」と思ったりする。逆に白を食べ終わったら「やぱり赤がいいのかな~」と思ったりする。

そうして一風堂通いが繰り返される。

「まわる~まわる~よ 時代はまわる~ 赤丸~ 白丸~くりあか~え~し~♪」

ランチは850円です。