詰り合えたならまだ対処のしようもある

詰り合えたならまだ対処のしようもある
罵り合えたらあの神も見棄ててくれるさ
※1

夫婦も喧嘩をしなくなったらお終いだ。

などと言うがまさにそれは至言だと思う。


コミュニケーションをとらなくなったら
終わり。なにもかも。エヴリシング。


誘拐事件などでも犯人とコンタクトを
取り続けることが大事だと言う。

そうすることで一種の信頼関係が築けるようだ。



ビジネスってな難しいもんだ。

曖昧になぁなぁでやっていると
あれやこれやと本来やるはずでもないものまで
やらされる事がある。

それって要は人件費で言うと赤字になるところだし、
契約時には条件で書かれていないところ。

だから、取り決め時に細かく「アレはしません。」
「これは範疇外です。」などと決めている。

相手も条件を提示できないときはこちらから
条件づけてもらっていいです。って言っている。



そんな感じでビシビシやっていると・・・。

冷たいだとか動きが悪いだとか、
そんなことを言い出す。

別に慈善事業をやってるわけじゃないので
赤字に転落してまでオタクらの段取りの悪さの
尻拭いをする気はない。






相互の取り決めの甘さが片方(ほとんどこっち)の
損失を招いている。
そんな状況を繰り返さない為にも色々と決め事を
しようとそういうことだ。
もちろん予期しないアクシデントで対応しなければ
ならないのは分かる。
でもさ。
転げ落ちる傾向にあることを察知しているのにそれ
に目を向けないのはなんやねんな。って。

それを細かく徹底しようと思うとギチギチするとか
線を引きすぎるとか。



まぁそんなことを直接言われるわけじゃなく
伝え聞いたりするわけです。

言いたいことがあるならはっきり言え!
と思うのですが。

それもこれも営業努力の名の下に
暗黙の了解で対応してご機嫌取りをしていかなきゃ
ならないんでしょうかね。。。





※1
 詰る(なじる):najiru
 菜汁という山で採れる山菜を煮込んだ汁。
 主にアゴ(飛魚)出汁に味噌を混ぜて作ることが多い。
 などというのは戯言で、相手を問い詰めて責める事。

 罵る(ののしる):nonosiru
 野々汁という野原で採れる草花を煮込んだ汁。
 主に菜の花を入れることが多く・・ってのは戯言で
 酷い言葉で悪口を言うことである。