【本丸亭】@元町 鶏塩らー麺 + えびわんたん + ラーメン茶漬け

何故僕はここに居るのか?


分らないときがある。


ここに僕が居ることに意味があるのか?


意味は無い。
意味はある。

どっちだ!?



ある日に横浜の松影町というところに迷い込んでしまった。
ここは寿町というところを中心に寿地区と総称、あるいは人くくりに寿町と称されるようだ。
横浜港の港湾労働の日雇い労働者の街。簡易宿泊所がある。
俗に言うドヤ街。宿をもじってドヤ。だとさ。

日本の三大ドヤ街。東京の山谷、大阪のあいりん地区、で、この横浜寿町

建物は昭和40年代ころのアパートや集合住宅って感じが多く。古い。
その様は東南アジアのスラム街という風体だ。
横浜だけにアジア系の移民、流民も多そうで、
原色系のヨレヨレのタンクトップを着たおばちゃんなどが多く歩行。


コンビニの張り紙にも「傘は傘建てに入れず店内に持ち入れてください」とある。
小さな盗難事故なんてものは日常茶飯事なんでしょうな。
ゴミは収集されず、路上駐車もとんでもない停め方。

昼間だってのにブラブラと出歩くおっさんども。
道端で煙草を吸いながら何をダベっているのだろうか・・・?
ベトナムでこういう光景を見たなぁ。。。


そんな街並みを一人スーツ姿でTUMI鞄をさげつつ歩く俺。
要はあるいて元町の本丸亭に行こうという心意気。

石川町の駅まで着いて、一気に街並みの変わる様を
日常と非日常が隣り合わせ立ったことに気付く。


また前置きが長かった・・・。


用事が早く終わったのでプラプラしつつ行ってきた。




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 『本丸亭』 

選んだのはこれ。チョモランマ!

鶏塩らー麺 + えびわんたん + ラーメン茶漬け


鶏塩ってのはチャーシューーの代わりに鶏チャーシューーと鶏の挽き肉が入っている塩ラーメンだ。より塩味を楽しみたい人にいいそうだ。茶漬けはもちのろんで食べ終わりのラーメンにブチコミます^^


まずはスープ。俯瞰して眺める。
熱々で透き通ってほのかに黄色がかっている。

スープを飲む前に春菊をスープの底に沈める。
これがここでの定石。スープを吸わせろ!

ここで初めてスープをひとすすり。
相変わらず美味い。塩の鋭さもあるが
ほのかな甘味。旨味がある。

は平打ち。手打ち麺はピラピラでシコシコ。
つるつるで塩味のスープとの相性も良い。
軽く手もみしたねじり具合が触感を増す。

びわんたんは皮が薄いものの破れずに、
海老のプリプリ触感が存分に味わえる。
口の中が半火傷状態になってしまうが、
これは一食の価値あり。

鶏チャーシューはプリプリで
噛み締めると肉の旨味が広がる。
味は薄めなので物足りなさがあるかもしれない。
個人的にはこの店は豚のチャーシューのほうが・・・

スープに沈めた春菊を引き揚げてみる。
その独特の苦味で味覚を引き締めてくれる。
スープを吸っているせいで嫌味な事はない。


まさに俺的ランキング上位の店だ。


・・・しかし忘れてはいけない。
ラーメン茶漬けの存在を!

トッピングにインスタントのふりかけ
海苔、梅、わさび。。。

残ったスープにご飯と海苔と梅をぶちこむ!
わさびは様子を見ながら加えるべし。

たしかにコレは美味しい!
塩味スープがご飯や梅の酸味と絡む。
そこにワサビのつ~んと抜ける辛さが加わって、
お茶漬け?雑炊?おじや?
とにかくこういうのもアリってことですな!