『BARTIMAEUS(バーティミアス)』三部作 悪魔の力身につけた~♪


二番煎じ、三番煎じと思う無かれ。

いい年こいたジェントルマンが熱中するモノもある。
それがこれ↓


   『バーティミアス』 


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舞台は現代に近いロンドン。
政府や富裕層は一部の魔法使いで独占され、
大英帝国はその魔法力で欧州、世界を席巻していた。


主人公は小賢しいが貧弱で捻くれた魔法使い見習いナサニエル、、、
おっと本名は言ってはいけなかった。ジョン・マンドレイク

この物語は設定が俺好み。
設定マニアとしては見逃せない!


魔法使いといいつつ、魔法自体はたいしたことはない。肝は

    召喚魔法

妖霊、妖精、悪魔、悪霊と称される者たちを異世界から呼び寄せ、
奴隷として扱うことができる。
多くの魔法はこの悪魔に命令をさせて行うのだ。

で、バーティミアスってのはベテランの妖霊。
見習いのジョン・マンドレイクが召喚できるレベルではないが、
物事がうまく行き、呼ばれてしまった事からこの物語は走り始める。


ジョン・マンドレイクバーティミアスの力を得て、
さまざまな困難を乗り越えていく。(召喚される方は奴隷状態なので堪ったものではないが。)
三作ともに特徴的なアイテムや強敵が出てくる。

第一巻 サマルカンドの秘宝


第二巻 ゴーレムの目


第三巻 プトレマイオスの門


小憎らしいほど捻くれた主人公が成長していくさま、
三部作が絡み合っている伏線の面白さ、
それとやっぱり設定の巧妙さだね!

ハリウッド映画化もするとかしないとか


大分前に買ったが今頃読んでいた。。。


ってわけで読みたい奴は読んじまいな!