ドイツでの軌跡は潰えた。。。しかしやがて日はまた昇る。

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 2006年ワールドカップ ドイツ大会

 日本はグループFで
 
 オーストラリア
 クロアチア
 ブラジル

 と闘い、1分2敗でグループ4位となり
 グループリーグ敗退が確定した。



 大方の予想通りといえばそれまでだが、
 期待を裏切る結果となった。


 予想通りなのは積み重ねた課題の数々。。。
 山積していたのに関わらず、
 改善の具体的施策が講じられなかった。
 
 裏切ったのは選手の気持ち。
 魂の気高さ、金色の輝き
 といったものを感じられなかった。
 チームとしての纏まりなど論外だった。
 



第一戦 オーストラリア戦 on 6/12 at カイザースラウテルン

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 戦術、戦略のなさを痛感させられた試合だった。



第二戦 クロアチア戦 on 6/18 at ニュルンベルク

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 決定力に表される、点を奪い取るという気持ちを見失った試合だった。



第三戦 ブラジル戦 on 6/22 at ドルトムント

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 個人の能力。それを生かす戦術のなさを思い知らされた試合だった。



 日本の能力はこれまでといえばこれまでだが、
 得意のプレースキックもいま一つ。
 細かいパス交換からアウトサイドを使った攻め上がりもいま一つ。
 勤勉に90分連動し続けるプレス。
 力が本当にこれだけか?
 もっと引き出す事は出来たはずだ。
 炎天下での連試合。選手個々のメディカル面での不調。
 マイナスの理由は幾らでも思いつく。

 試合運びと言う面でも緩急をつけた、ペースチェンジ、ペースアップダウン
 が出来たはずだ。一重に監督の思慮の浅薄さにも一因がある。


もっと事前の準備も含めてなんとか出来たはずだ。



 もちろんJリーグの日程もしかり。
 Jでのラフプレーを軽減させ代表選手の身を守るというのも一つ。
 無駄なカップ戦。親善試合。


力を出し尽くしても届かない思い。しかし何もせずに終ってしまう思いよりも高尚ははずだ。日本は全てをやりつくしたか!?





 すでにジーコの退任は決まっている。
 それと共にジーコの取り巻きも一斉に居なくなる。

 日本には戦術重視の監督が必要だ。

 オシムエメ・ジャケ、ヴェンゲル、ヒディングモウリーニョ、オカチャン。。。

 JFAも日本の特色を見分け、監督を選んで欲しい。
 監督によってコロコロ変わる戦術はお国の為ならず!
 イタリア伝統のカテナチオ、オランダの3トップ然りだ。

 ユース世代からA代表まで浸透する方向性があってこそ日本サッカーは成長する。

 
 そして日本のマスコミとサポーターも一緒に成長してほしい。
 

 なにはともあれ日本の選手、スタッフお疲れ様でした。
 敗戦の分析をし終わったらゆっくり休んでくれ。

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