『レッドスター・ベオグラード』 鈴木2年間の完全移籍へ旅立つ。

というわけで、鹿島アントラーズの鈴木が海外移籍をすることが内定したようだ。

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現地の言葉でツルベナ・ズベズダ(Crvena Zvezda)』で意味はこれだ。
★!!

サッカー通の方はご存知だろう。
ユーゴスラヴィアの強豪で’91年のトヨタカップでも来日し優勝を果たしている。
サビチェヴィッチがレッドカードを喰らって、退場する際に観客席に座ったのは記憶に新しい。


実際このチームは旧ユーゴ時代を含めて国内では敵なしといった様相を呈している。
歴代の選手には、名古屋に在籍したドラガン・ストイコヴィッチ、前出のミランでも活躍したデヤン・サヴィチェビッチプロシネツキユーゴヴィッチスタンコヴィッチミハイロヴィッチ・・・とまぁ、ヴィッチヴィッチがヴィッチヴィチですな・・・。


東欧のブラジルなどと言われ、個人のテクニックが壮絶です。FKの名手も多いよね。’06ドイツW杯予選も無敗で勝ち上がったし。
フジテレビで昔やったセルジオ越後のユーゴサッカー紀行で見たときには、彼の地では少年時代から同じコーチに一貫して教わるというシステムが出来上がっているようだ。
クロアチアコソボボスニアヘルツェゴヴィナなどと分裂してもなおその強さは衰えない。
クロアチアにはカズや財前が行ってたよね^^。


ただ、はっきり言って治安は良くない。といっても一時期ほど悪くも無い。今の国名はセルヴィア・モンテネグロである。地中海に面しているから、料理も美味いだろう。
ところで外務省のこのページ、アドレスがyugoslaviaのままなのは手抜きなのか?


今回の移籍だが、現在のチームの会長を務めるストイコヴィッチの推薦があったようだ。
ただ、それでけでなく日本国内では批判の的の鈴木の必ずボールキープするプレーススタイル・・・というかキープ力はドイツや東欧では高く評価されるらしい。
松山君とか結構高評価だろうね。(ふらの中の元キャプテン、抜群のボールキープと地を這うイーグルショットが持ち味。マネージャーの早苗と付き合ってた。)


何はともあれ、日本代表では既に定位置から外れている鈴木にとっては、チャンスであり最後のあがきでもある。

外れているとはいえ、絶対的なFWが居ない今の状況では充分に定位置を取り返すチャンスはある。
キープはもういいから、ターンからの突破だね。
それを身につければ一皮向けるよ。