【がんこ 末広町店】@末広町 塩味付玉子(しそ風味)

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今日も出た出たヤットデタ。

世界も羨む電脳都市:秋葉原
思いっきり日本語以外の英語・中国語が氾濫している。
よく見ると店員もインド人風の人が居る。


    『がんこ』
    正確には元祖一条流がんこ 八代目 (末広町)というようだが。。。


外観は真っ黒の外装に券売機、そしてナゾの骨が鎖でぶら下げられている。
どこにも看板はない。以前に三田で行ったことのある店にそっくりだ。

入り口はドアノブが付いているのだがなぜか引き戸。
一瞬ドッキリにはめられているターゲットのように四苦八苦して、ガラガラと開ける。
入り際に気づくが、「携帯電話の電源は切る事」との注意書きが・・・。
これも三田の店と同じ。頑固店主だろうか?

出た!店内にはドスの利いた声で「っらっしゃい!こちらへどうぞ!」
と入り口近くのカウンターに誘われる。
50歳くらいでちょび髭を生やした、見た目で分る頑固店主が・・・。

すかさず、塩味付玉子(しそ風味)の食券を渡す。

店内は10人も入れないカウンターのみ、なぜか壁には名刺がズラァ~ッと並んでいる。
それに家系図のような図もある。これが一条流の系統と言う奴なんだろうか?
目の前の看板にはこんな看板がある。ちょっと期待させる。
『ラーメン、そばの三悪、麺の茹で過ぎ、味もだしも薄い、スープがぬるい』

そしてなぜか『ガッカリ0円』という文字が・・・なんじゃろ?

速攻でラーメンが届く。

見た感じは豪快だ。
澄んだスープにメンマの山、ダンボを思わせるチャーシュー。
レンゲは付いてない。「レンゲはないんですか?」「うん、ない!」
怒鳴られるのを覚悟で携帯のカメラ機能で写真を撮る。
「どう?よく撮れた?」・・・結構、良いおっさんじゃん。

スープはなるほど塩だ。若干紫蘇の風味も感じる。
なかなか美味い。三田の店ほど紫蘇の風味が強すぎない。主張しないくらいが丁度いい。

麺は茹ですぎが「悪」と断じているだけあって、コシを充分に残しつつ、この縮れ麺は澄んだスープによく合う。

メンマも美味いんですが、チャーシューは秀逸。歯ごたえ・味ともに美味い。
煮崩し系のチャーシューや角煮とは全く違う正統派チャーシュー。
ただ、最初は器からはみ出しているので、早々にスープに浸してあげるの優しさというもの。
チャーシューだって風邪引くさ。

味玉は丸のまま。冷えてるので充分にスープで温めてから食べる。
半熟具合は合格の範囲内。


結構美味かった。プシュ~~!


余談だが、『ガッカリ0円』について尋ねると、その看板を裏返してくれた。
『ニッコリ500円』の文字が。
なんでもチャーシューの切り落とした端の肉が入ったラーメンは安くしているとのこと。
しかもチャーシューの端肉なんてそうそう無いので、開店後10人くらいで打ち止めらしい。
見た目は悪いけど味は一緒だし、その食感が好きな人はこれをいつも食べるらしい。

・・・と頑固店主が笑顔満面で説明してくれた。