【ベトナム】 第14話 ホーチミン市内観光(その2) 5日目午前中

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 そんなこんなで

 やっと戦争証跡博物館に到着!
入ってすぐにアメリカから分捕った戦車が飾られています。 【写真の①】

 建物は戦車や戦闘機が飾られた敷地の中に近代的な建物がそびえています。 【写真の②】


 ベトナムに行く前にブログにコメントをくれた
ごまさんhttp://blogs.yahoo.co.jp/goma0802が勧めてくれたスポットだったので楽しみにしてました。


 中にはベトナム戦争の惨さがまざまざと展示されています。

 死体の山、拷問の後、枯葉剤の産物(奇形胎児のホルマリン漬け)など、
とてもここには載せられないようなものばかり・・・。

 中には写真パネルもあります。

 『安全への逃避』 【写真の③】

 日本人ジャーナリスト沢田教一 【写真4の④】
彼がピューリッツアー賞を受賞した写真です。

沢田教一さんもベトナムでなくなったそうです。
この写真に載ってる人達は全てベトナムで命を落とした人達ばかり。。。


 そしてこの写真も有名です。

 『米軍のナパーム弾から逃げまどうはだかの少女』 【写真の⑤】

 撮ったのはAP通信のニック・ウットという名前のベトナム人非常勤通信員

 この少女はキム・フックといい、アメリカによる戦争被害者の象徴となったそうです。
この写真が、当時の冷戦構造下のベトナム共産党政権のプロパガンダの道具とされ、
彼女は相当辛い人生を送ったらしい。様々なことを経験したそうだ。
キューバへの留学、ソ連崩壊に伴う経済混乱、カナダへの亡命、
後のアメリカとベトナムの和解のイベントへの参加など。。。

 ちなみにこの日のガイドもフックさんだ。関係あるるんかいのう?


 屋外に出るとコンソン島に実在した収容所「トラの檻」がある。 【写真の⑥】
   『トラの穴』じゃないですよ。
ベトナム版アルカトラズですな。当時ベトナム全土に幾つモノ収容所があったことがわかる。

 中には拷問道具、ギロチンなどの展示や、拷問の様(二の腕から腕が曲がってる人)、
ヘリから突き落とされる人、生首を前に笑っている兵士の写真なども飾られている。

戦争の狂気だね。


 突然ぎょっとする牢獄の模型。 【写真の⑦】

 当時の牢獄内の様子が忠実に再現されている。
おれおれ詐欺をやる奴らや違法リフォームをやる奴らをぶち込みたいね!


 戦争証跡博物館は想像以上に重かったが、
やはり来た甲斐があった。
ホーチミンに来る人は必ず来た方が良いだろう。



 市内観光ツアーは最後にベンタイン市場で締めくくる。 【写真の⑧】
ハノイの市場と違って、鳥を扱っていないのでここには行って平気らしい。

 中は食事から、時計、衣類、土産物まで何でも売っています。
    
     デカイ! 【写真の⑨】

 しばしグルグル回るがなぜか「コンニチハ~」「オニーサン カッテッテ~」
話しかけられる。。。

 はっきり行ってウザイ!

 ためしに「コンニチハ~」に対して「アニョハセヨ~」と返してみると、
周りがパタッと静かになりました。
 これが裏技やね!!
(第11話よ温めていた必殺技じゃ!)



 市内観光ツアーはこれで終わり!
ハノイ滞在時間が限られていたので、大いに有意義だった。

 ホテルまで送ってもらい昼食へと・・・。


 
     ・‥…─→ To Be Continued