【探偵はBARにいる】

忙しい、忙しい、言いながら、
ここ数週間でやっときた半日の休みを映画に費やす男。

探偵はBARにいる

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あらすじ

札幌・ススキノ。この街の裏も表も知り尽くした探偵(大泉洋)は、いつものように行きつけのBARで相棒兼運転手の高田(松田龍平)と酒を飲み、オセロに興じていた。そこへ“コンドウキョウコ”と名乗る女から電話が……。職業柄、危険の匂いには敏感なはずが、簡単な依頼だと思い引き受け、翌日実行。だがその直後に拉致され、雪に埋められ、半殺しの目に遭ってしまう。怒りが収まらぬ探偵の元に、再び“コンドウキョウコ”から電話が入る。その依頼を渋々こなし、自力での報復に動き出した探偵と高田は、知らず知らずのうちに事態の核心に触れていく。その過程で浮かび上がる沙織(小雪)という謎の美女と大物実業家・霧島(西田敏行)の存在。そして、探偵は4つの殺人事件にぶつかる……。果たして“コンドウキョウコ”は何を目論んでいるのか。事件と事件のつながりは何なのか……。

探偵物語的に"スタイル"をもった探偵。そういや、共演はその探偵物語の主演の息子。
かっこいいとは言えないが、行きつけにしているバーのシーンや、毎朝朝食を食べている喫茶店のシーン、そして、ススキノの街並みに溶け込んでいるシーン。設定と言うか雰囲気が良いですわ。
話の中身自体はそんなに複雑でもないんですが、細部の凝りが良い感じ。登場人物のキャラが立っていてなかなかに愛すべきキャラクターが多い。
そして、結構小さな笑いも散りばめられていて、これまた、噴出してしまうのです。

アクションシーンは意外とリアル。結構残虐シーンにエロシーンもあったりと、PG12ってのはこういうところからかしらと思ってしまう。
謎の依頼者に翻弄され、次々とトラブルに巻き込まれていく様。その過程で真実に近付き、揺れ動いていく探偵の心情。それを諌めながらも助けていく助手や、知り合いたち。ラストは悲しい結末ですが、エンドロールまで見ていると楽しく、映画館を去ることが出来ます。久々に面白い!次回作にも期待です^^






http://www.tantei-bar.com/