ゴリ子

電車の乗降口付近。


どかっと座る女子1人。


もはや。


酔っ払い。泥酔酩酊、エビ蔵状態。


柔軟体操の如く、頭が床につきそう。


何かに似ている。


そうだ!


ゴリラだ!


まー。お姫さま抱っこで、

介抱してあげようかと、

一瞬思いましたがが、

何せ箸より重いものを持ったことがないわたくし。

介抱は無理でした。


しょうがないので、

心の中で歌を歌ってあげました。

いちにー、♪

さんしー、♪

ごーりーらー♪

ゴリラのケーツーなーめーたー
おいしーかい♪

おいしーよ!



デリーシャス!



そう、歌いながら降りていくのであった。。。

アディオス!ゴリ子。