【ゴールデンスランバー】オズワルドされた男

久々に映画を観ましたよん。

っと。


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ストーリーは、何の変哲もない30代の青柳が、首相爆破暗殺事件の犯人に
仕立て上げられるというもの。警察までを巻き込んだ周到な工作でありとあらゆる
ものが青柳に不利に働いていく。

そんな中、青柳の友人達も権力の渦に巻き込まれていくが、青柳が唯一行ったのは
信じる事。友人たちを信じ続ける事。
親友森田は「お前オズワルドにされるぞ」と青柳に言い放つ。

小説そのままのストーリー。
できればもっとテンポ良く、もっと話を細部まで盛り込んで欲しかった。

ただ、ストーリーは伏線を張ったり、歴史事件のオマージュがあったりと
原作を知らない人にはちょっと重かったかもしれない。。。

原作を知っている人には楽しめそうです^^
それと伊坂作品では音楽をキー要素に持ってくるのですが、小説にはない
BGM(もち、ビートルズや効果音での攻めってのが嬉しいところです。


しかし、配役はかなり面白かったね^^
主役の気の弱い二枚目に堺雅人はハマリ役だし。
オヤジの伊東四郎木内みどり(懐かしい!)

竹内結子相武紗季はあまり好きじゃないけど、それなり。
吉岡秀隆劇団ひとりは歌が下手っぴぃ。

ショットガンをぶっ放す超法規捜査を行うヘッドホンの小鳩沢刑事役の
永嶋敏行がなんともいえないミスキャストなのかハマリ役なのか。

柄本明ベンガルも渋い。
浜田岳がまたいい味出している。最近の邦画でメキメキ力をつけてますな。


まったく、邦画はテンポが緩やか過ぎます。
もっと24のようなERのようなハイテンポなシリアス邦画が欲しい!
で語らせるシーンも大事だけど『メリー&ハリー』ですよ、奥さん!