バルセロナ2-1アーセナル!欧州王者はバルサ!

 パリはあいにくの雨模様のなか
 50年目のUEFAチャンピオンズリーグの決勝が行われた。

 CL最多得点のバルセロナとCL最少失点のアーセナル

 ゲームは途中までアーセナルの堅守とアンリの速攻
 という図式でバルセロナがボールを保持するものの
 攻めて手がないような状況だった。

 ゲームが動いたのは前半18分。
 エトーの飛び出しを止めようと、ペナルティエリア外側でエトーにタックルをしたアーセナルのGKレーマンが一発レッドカードで退場。実はそのままゴールは決まったが、アドバンテージは認められずバルサのFKでの再開。
 アーセナル堅守のキーマンが消えた。まぁ、レーマンが居ないのは残念だね。
 これがこの試合の分岐点だったのかもしれない。

イメージ 1 しかし、、、
 
 最初に得点したのはアーセナル
 
 前半37分にアンリのFKを
 キャンベルが完璧にヘッドであわす。
 
 ゴール右上に流されたボールには、
 バルサGKバルテズも一歩も動けず。

 ありゃ動けませんわ。
 マークを外したDFが悪い。
 まったく。

 
バルセロナ0-1アーセナル 

 前半はこのまま終了。一人足りないアーセナルアンリを前線に残し残りは守備に力を注ぐという形で守りきるかとも思われた。




 リュングベリ、アンリの個人での突破でアーセナルも得点を狙うが、
 バルテズの好守などもあり、点を獲りきれない。。。

 後半、バルセロナイニエスタラーションベレッチと選手を入れ替えていく。

 このアーセナルの詰めの甘さと
 バルサの選手交代の妙が
 勝敗をわける分岐点となったのか。。。。


 イメージ 2

 76分。危険な時間帯。

 バルサの展開力が効果を発揮。

 前線へのパスを
 ラーションが優しく流すと、

 飛び出したエトーが落ち着いて、

 アーセナルGKのアルムニアのニアの
 脇の下を抜けるシュート!

 こんなとこ通すか!?


バルセロナ1-1アーセナル 

 このあたりからバルサの攻撃が機能をし始める。
 あと一歩攻め切れなかったロナウジーニョが切れ味を増す。
 面白いようにサイドの突破も見られるようになってきた。


 イメージ 3
 81分。またもやラーション

 本当にバルサから退団するのか?
 このいぶし銀が!!

 右サイドに流れたラーション
 縦に入ったパスを
 駆け上がってきたベレッチに落とす。

 ベレッチはトップスピードから
 ボールコントロールをし、
 ニアに強烈なシュートを放つ。

 アルムニアはまたもやニアサイドから
 得点許すことに。



 最早、一人足りないアーセナルに得点の匂いはしない。

 バルセロナは手を緩めることなく、ボールキープと隙を見てはロナウジーニョエトーの速攻とローリスクでやりたい放題。

 アーセナルもよく守っていたが、後半はサイドが大分崩されてきた。アンリの個人突破以外に攻め手も欠いていたし、一人少ないことが後半になるにつれて、影響を表し出したようだった。それにしてもレーマンの退場は響いた。もし彼が残っていれば・・・しかしスポーツに「タレ」「レバ」は禁句!・・・最近どこかで聞いたフレーズだな?

 バルセロナエトーの速さはもう人間じゃないし、ロナウジーニョのキープ力も異常だ!イニエスタアキバ系なルックスだけど、ボール捌きやパスが巧いし。DFは少し劣るがそれでもプジョルを中心に厳しくハードなプレーを魅せ続けた。
 バルテズの好守も随所に光った。バルサは適材適所なうえに選手層も厚い。まさに王者と呼ぶにふさわしい試合だった。

イメージ 4
 14年ぶり2度目だそうで、

 意外に優勝していない。

 監督のライカールト

 選手として監督としてCLを制した。

 史上5人目の快挙だそうで、、、

 兎にも角にも

 戦前の予想通り!

 
バルセロナ優勝! 

 あ~眠み~~。今日は休みにしておいて正解だね!