JR職員 2名 救助活動せず 『問われるモラル』

これまた叩かれている。

でも、職員個人が悪いのか?もちろん人命救助などというものは個人のモラルの問題なので少なからず個人の姿勢が問われるが、職員の立場で物事を見てみると・・・

JR西日本の社会奉仕精神の欠如


運行業務への遅刻のペナルティ


前者はJR西日本の体質だろう。職員が問い合わせした上司も救助活動をしなくてよいとしているのだから。

後者もJR西日本の体質だが、例の運転手の速度超過の原因となったのもこれであると言われている。救助しなかった職員のうち1名はこの事件の1時間後に運転業務をしているらしい。仮に救助をしてこの乗車時間に遅れたらどうなるか?どちらが重要なのかは明々白々だが、もしこれを天秤にかけるようなことがあればそれこそJR西日本の体質が問われるだろう。

 もちろん更に見方をひねると一人の人間が救助に参加しても効果はすくない。それならば他の路線の運行をとめずにその職員を運転業務に行かせるほうが現実的だ、という見方も出来る。今となってはこんなこといっても言い逃れにしか聞こえないが・・・。