【ベトナム】 第3話 ハロン湾への移動

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■1枚目の写真

ベトナムについてはじめての朝。

【左上】ものすごく快晴です。部屋に差し込む日差しが今日一日の旅の成功を予見させます。
前日の移動の疲れは完全には取れていませんが、全然差し支えなしの上々の目覚めです。さくっとシャワーを浴びて朝食を取りにレストランへ。

【中上】レストランは中庭に面しており、プール、庭園や白亜の建物に囲まれており、映画の中に出てくる植民地時代のインドシナの豪邸を思わせます。(実際そのころからあるホテルですけどね。。。)

【右上】ホテルのサービスで翌日の天気と気温の予報を教えてくれるのです。この細やかなサービスがよいですね。予報は曇りでしたが、この日は快晴のなかの快晴でした。

朝食はバイキング形式です。パンやフォーチャーハンやシリアル、ベーコンエッグ、ふかひれのスープ、味噌汁など各国のメニューが取り揃えられておりました。欧米人はアホみたいにシリアルにベーコネッグでしたが、折角なので色々なメニューを試しましょう。

【左下】左上にチャーハン、下にビーフン、右上に生ハム、右下にシュウマイと節操なく選んでみました。

【中下】この朝の朝食でもっとも美味しかったのはこのおかゆです。おかゆにいろいろなトッピングを入れていくのですが、アサツキ(?)、どくだみ、チャーシュー、ネギ、干しえびなど色々入れていくことでおかゆの味が素晴らしく豊かになります。

【右下】デザートはベトナムコーヒーとこれ。左側はお米のプディングとでもいいましょうか。不思議なめにゅーです。右側はいわゆるプリンです。めちゃ美味いです。

このレストランの給仕たちも礼儀というか心配りが行き届いていて、気持ちのいい朝食をとる事が出来ました。


朝食後しばらくしてハロン湾に行く為のバスが迎えにきました。
片道3時間揺られていくわけです。眠る気満々で乗り込みます。

■2枚目の写真

【左上】朝からバイクがすごい。

【中上】交差点は戦場です。早い者勝ち。クラクションの嵐。

【右上】ベトナムでは鉄道の整備はまだまだこれからです。日本のODAも役立っているというお話し。日本の政治家もどれだけODAしているのかもっとアピールしなさい。恩知らずの中●人民共和国とか思いあがってるよ。

【中左】鉄道は蒸気機関らしい。ほんとかよ?

【中々】ハノイ市内を外れると延々と田んぼです。日本の昔々の田園風景と似ているかもしれません。ベトナムは世界2位の米の輸出国らしいです。ちなみに1位はタイですね。

【中右】田植えは人力か、水牛らしいです。この日も水牛が大活躍してました。ところにより水田で放牧状態の水牛もいましたけどね。。。あとは田んぼにアヒルが沢山いました。
ベトナムの男の3条件は「結婚」「持ち家」「水牛」だそうで。。。ワタシはベトナムではダメ男ということですか?

【左下】ベトナムにも高速道路があります。料金所はこんな感じでチンピラ風のおっさんが適当にやっています。制限速度は日本とは比べ物にならないほど遅いらしいです。

【中下】やはり河の多い国です。でもこの中州の工場は自殺行為です。

【右下】道中で家々を見かけます。やはりフランスの植民地時代の文化が根強く残っています。高い天井にパステル調の色づけ。窓を広く取り、必ずと言っていいほどテラスを設けてあります。
住宅地を除くと家は道路沿いに建っており、隙間なく並んでいます。ベトナムでは道路に面する土地が高いため、幅は少なく取り、3階立てで奥行きのある家が多いです。そして家の前面だけに窓を設け綺麗に色を塗ります。横はコンクリむき出しです。

道半ばで休憩所に行きます。休憩所というか土産物屋ですね。ベトナムで初の買い物です。コースターセットを買いましたが、全然値切れませんでした。(ベトナムの番外編という記事でこのことは触れております。。。)

道中にちょっとした交通事故がありました。簡単にいうと我々の乗っているバスが人をはねたのです。ベトナムでは横断歩道や信号は都市部の中心のみにしかなく、市内を離れると皆無です。故に道路の横断などはお互いが気を付けながらと言うことになるわけですが、譲り合いというわけではありません。各々がクラクションで自分の存在をアピールします。歩行者優先という考えもなく「クラクションを鳴らせば相手がよけるはず」という考えで皆動いています。この事件では頭のおかしい子がぼーっと横断しており、バスに気づかずにはねられました。救急車を呼ぼうにも中途半端な場所なのでそのままバスに乗っけてハロン湾地域まで運び、そこで救急車を待機させて搬送しました。ぐったりしてたので心配しましたが幸い軽傷で済んだようです。



そんな波乱もありハロン湾に到着します。
「ハ=降りる」「ロン=龍」降龍の伝説の地と呼ばれております。
ハロン湾は「海の桂林」とも言われその景勝から1994年にユネスコ世界自然遺産に登録され、それにより一気にリゾート化が進んだ地域です。

バスを降りた一行は船に向かいます。船上で鍾乳洞に向かいつつランチを取りながら景色も眺めるという寸法です。

■3枚目の写真

ワンドリンクフリーとのことでビールを頼みました。お代わりをくれるというので頼んだら別料金でした。一本2$。ベトナムの値段じゃないね。ボッタクリ。やな感じ。ガイドの居ないところを見計らって言ってきたので更にやな感じ。この点だけがむかついたね。

【左上】香港映画のような船の大群。どの船も木造で舳先に龍の頭がついています。

【中上】船のテラスはこんな感じ。超快晴です。カンカン照り。(古っ)

【右上】船内は冷房はかかっていませんが、水辺なので案外涼しいです。といっても扇風機は必須。

【左中上】早速ランチです。カニ。タレやら塩やらで召し上がっていただくと美味いです。

【中々上】蝦蛄です。結構グロイですがこれがまた美味しい。やはいライムを絞って塩で頂きます。

【右中上】次は休む間もなく海老です。これも美味い。

【左中下】これが揚げ春巻きです。これが最高に美味かった。ニョクマムで頂くと病み付きです。

【中々下】アサリの酒蒸し。ちょっと味が抜けているけどこれもまた美味しい。結構残っていました。

【右中下】八宝菜のような野菜炒め。塩味の効いた美味しい奴です。

【左下】なんだか鯛のような不思議な魚の煮付けです。ちょっとスパイシーな餡がかかっていてこれもバカ美味です。

【中下】ほうれん草でなく青菜っぽい野菜の炒め物です。香ばしさと塩味が絶妙で地味だけど最高に美味しいです。この中では春巻きの次かな。

【右下】ココナツライスです。不思議な甘味のあるご飯ですね。長粒種のベトナム米なので粘り気はほぼ無いです。が、青菜の炒め物と最高に合うのでけっこう病み付きです。


食べるのに夢中で景色はあまり見ていません。。。意味無いじゃん。

景色については第4話に続く。。。                
                                 ・‥…─→ to be continued