夜なのにおはヨ~グルト!
今日も仕事が終わったさ。
今日も疲れたハードデイズ。
いつもの電車で帰るのさ。
いつでも混んでるこの電車。
可愛い子なんて乗ってない。
いつもおっさんばかりだよ。
心なしか酒くさい。
疲れて立つのも一苦労。
どこかで席が空かないか。
できれば綺麗なOLの隣。
臭いもいいし
ゆとりもある。
これが俺の野望だぜ。
駅に近付くそのたびに。
席を立ちそうな人探す。
今にも降りそう俺の前。
今日ってやつはラッキーデイ!
すかさず捻込んだのさ。
しゅっるっと座るぜマイヒップ。
だけど隣におっさんが。
やけに肩幅効かしてる。
それに関しちゃ負けてない。
こっちもショルダーごついんだ。
だからすんなり座ったぜ。
座っていいのは一人分。
はみ出す奴にゃショルダーチャージ。
だけど何かがおかしいぜ。
おっさん身体を擦るたび
何かが違うこの香り
加齢臭とも括れない。
ヤニの臭さってわけでもない。
汗でこんな臭いかな。。。
そうだ!絶対これだろう!
この臭いに違いない。
いやいやまさか驚いた。
人の身体の神秘だね。
その臭いはヨ~グルト
耐えに耐えた10分間。
車掌の声が聞こえたら
すぐさま立って降り場所へ。
おっさん一体何してる。
なんで臭いがヨ~グルト?
だけど何故か思い出す。
あいつのことは忘れない。
あいつは誰だ。何者だ。
そうだアイツはおぼっちゃまくん!
ヘケケケ!