神戸がJ1に昇格!福岡がJ2に降格!

勝てば天国

負ければ地獄


聴き慣れたフレーズ。
しかし、まさにこれ以上に事態を著すにふさわしい言葉はない。


両者には等しく一つずつ結果が与えられる。
勝者には待ち焦がれた天国が・・・。
敗者には二度と味わいたくない地獄が・・・。


個人的にここ数日は忙しく、
何もチェックできていなかった。
しかし昨夜。
敵地福岡で神戸が薄氷の事実上の勝利を収めた。

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第一戦 0-0 (at神戸)
第二戦 1-1 (at福岡)

一見同点。
引き分けでは?

などといぶかしむレディース&ジェントルメン達よ。

説明するまでもなくH/W(ホーム&アウェー)方式では、
アウェー(敵地で試合をする)有利という考え方がある。
つまり敵地での得点は2倍換算。

この場合2戦2引き分けで点差も同じはずだが、
このルールの下では2-1で神戸の勝利ってこと!


両者の差は髪の毛一筋ほどのものとも思えるが、
結果がもたらす隔たりはマリアナ海溝より深く、
シベリア鉄道の如く広い。

なによりヴェルディのように堕ちたまま上がってこれないという
言い知れない不安もあるだろう。


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僕は個人的に三浦アツが好きだ。あのサイドの駆け上がりと中にカットインし自らシュートを撃てるというサイドアタッカーの本分を心得てるところだ。
選手権の左ミドルシュートにも圧巻されたし、その右足のブレ球にも惹かれている。
以前からこのブログでアツを代表の左サイドに置くべきだ!
とのたまってきた。あのアレに変えてね・・・。
ここ数週間のマスコミの取り上げで男気も強調されてるのだ。


そういう意味ではこの勝利(昇格)は嬉しいものといえる。



しかし勝負は過酷で熾烈だ。
それは人は上がれない苦しさより堕ちていく苦しさを本能的に嫌う、ということだ。
両者ともJ1の味を知っている。J2の味も知っている。
J1優勝は叶わなくてもJ2に堕ちるという事態は避けたいものだ。

以前からそうだが血で血を洗う闘い。

形はどうでもいいその身を投げ出してでも
結果を求める。それが入れ替え戦


勝利を収めた神戸はおめでとう!
負けた福岡もよくやった。後半最後まで諦めなかったよね。
サポーターが真剣に応援しているのが伝わったよ。



しかしJ1に上がっても苦しい闘いは続く。