さらばベルカンプ!
ゴール前のバイタルゾーンでのトラップ、キープ、ターン、シュート。
まさに芸術的、かつ正確。
98年W杯でのアルゼンチンを葬り去ったゴールはエレガントだった。
某国のうなぎさわ君には是非手本にしてもらいたい選手だ。
しかし飛行機だけは大嫌い。
ヨーロッパ最高のタイトルであるチャンピオンズリーグですらアウェー遠征には帯同しないほどの飛行機嫌いで、彼を見出し、彼が敬愛するヨハン・クライフのあだ名「フライング・ダッチマン」を引用し、敬意を込めて「アンフライング・ダッチマン」と呼ばれる。その飛行機嫌いにもかかわらず、アウェーのユベントス戦のために「チームのために、ボクはフェリーと車で(ロンドンから)トリノに行く」と訴え、監督のアーセン・ベンゲル、そして多くのガナーズに「無理をしなくていい」と引き止められたことがある。
まさにアンフライングダッチマン
玄人好みのいぶし銀。
ついぞ日本には来なかった。
飛行機だけはカンベンな!