さらばベルカンプ!

UEFAチャンピオンズリーグバルセロナの優勝で幕を閉じた。

準優勝のアーセナルには今期限りで引退を表明しているベルカンプが居た。


オランダの万能型フォワード:デニス・ベルカンプ


ゴール前のバイタルゾーンでのトラップ、キープ、ターン、シュート。

まさに芸術的、かつ正確。

98年W杯でのアルゼンチンを葬り去ったゴールはエレガントだった。

某国のうなぎさわ君には是非手本にしてもらいたい選手だ。


しかし飛行機だけは大嫌い。

ヨーロッパ最高のタイトルであるチャンピオンズリーグですらアウェー遠征には帯同しないほどの飛行機嫌いで、彼を見出し、彼が敬愛するヨハン・クライフのあだ名「フライング・ダッチマン」を引用し、敬意を込めて「アンフライング・ダッチマン」と呼ばれる。その飛行機嫌いにもかかわらず、アウェーのユベントス戦のために「チームのために、ボクはフェリーと車で(ロンドンから)トリノに行く」と訴え、監督のアーセン・ベンゲル、そして多くのガナーズに「無理をしなくていい」と引き止められたことがある。


玄人好みのいぶし銀。

ついぞ日本には来なかった。

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飛行機だけはカンベンな!